検査済証がない建物の増改築工事
現在ティーアンドディーでは検査済証がない建物の工事を施工中です。都内某所の築35年の木造2階建ての戸建ての住居になります。住居件オフィスとして使用されていましたが、賃貸化してマンションとして貸し出したいと言うご要望でした。工事の内容としては用途変更の対象には入らなかったのですが、
一部増床することになりその際に、検査済証がなかった為、ガイドライン調査を行い適正化工事を行うことになりました。
また、施主様のご要望が、「将来的に価値ある建物を残したい」との事でした。
(検査済証について詳しくはこちらをご覧ください⇨検査済証とは?)
検査済証がないと融資が降りない?
上記の、「将来的に価値ある建物を残したい」
とありましたが、検査済証がない事により不動産価値・資産価値が下がってしまったり、銀行融資が降りなかったり、住宅ローンが組めない可能性があります。
将来的にマンションを売りたくても、売買できない可能性や高く売れないケースがあるそうです。
と言うのも、検査済証がないと建築基準法に違反していないという証明ができないからです。
(詳しくはこちらをご覧ください⇨検査済証ない建物と住宅ローンなどの融資)
ガイドライン調査の方が建て替えよりもコストを抑えられる
今回、様々なパターンで費用予測をさせていただいた結果、建物全体の建て替えも視野に入れましたが
ガイドライン調査を行なって適正化工事を行なった後に、目的の賃貸化工事をした方がコストも抑えられ、費用対応効果をいいとなりました。(様々なケースはありますが。)
(ガイドライン調査について詳しくはこちらをご覧ください⇨ガイドライン調査とは?)
ガイドライン調査が流れ
ざっくりではありますが下記のスケジューリングでガイドライン調査が行われます。
指定検査機関による意匠検査(目視で確認できる箇所の検査)・躯体調査が行われました。
主に、
- 外観調査
- コンクリート圧縮強度診断
- 配筋調査
- 補強工事
などが行われました。
コンクリートと配筋共に、調査の結果で適正に施工されていると判断していただきました。一部、当時の図面と違う箇所や既存不適格(当時の法律では適格だったもの)があり是正対象になりましたが、適切に是正工事を行い、確認検査で認可をもらえ、検査済証と同等の書類(ガイドライン調査報告書)をいただき、リフォーム工事を始めることが出来ました。
是正報告
賃貸化工事が始まります!
無事にガイドライン調査及び適正化工事が終わり、
いよいよ目的工事である賃貸化工事が始まります。
弊社では自社大工が在籍しているので、一部除きますが、
設計・調査・施工を一括管理で行います。
施工実績のある工務店が少ない
検査済証がない建物のガイドライン調査を活用した適正化工事の施工実績がある工務店は少ないそうです。実際にお客様も他社の工務店に断られてしまった経験があったそうです。設計事務所様は経験があるところもあるそうですが、施工自体は行う設計事務所様はほとんどないそうなので、施工は施工会社に発注となります。そうなると窓口が増えてお客様の負担にもなりますし、何より工程のフェーズが増えて、工期が長くなる可能性と費用も高くなる可能性があります。
弊社の場合は施工実績もあり、設計・施工も自社で行うので一概には言えませんが上記の懸念内容は解消されと思います。また、概算見積もり等も早期で提出出来るので、お客様の実効判断がつきやすいメリットがあります。詳しくは下記のフロー図を参考にしていただけたら幸いです。
検査済証のない物件についてお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。
他の施工事例を動画にてまとめています。是非ご覧ください。
施工事例
下記に検査済証が無い建物についてまとめさせていただいてます。
日々更新していきますので是非参考にしていただけたら幸いです
検査済証がない建物は増改築・用途変更・エレベーター設置工事が出来ません。
ですが、調査して是正適正化工事を行えば、検査済証と同等となる書類を取得し、目的工事を行うことは可能です。
しかし、ほとんどの工務店やリフォーム会社などには検査済証がないという時点で工事を断られてしまうケースが多いそうです。
T&D工務店では検査済証がない建物の工事にも積極的に取り組んでいます。
検査済証がない建物の是正適正化工事する方法の一つのガイドライン調査について解説させていただきます。
必要書類・費用予測等などもご紹介します。
下記に検査済証が無い建物についてまとめさせていただいてます。
日々更新していきますので是非参考にしていただけたら幸いです
検査済証がない建物は増改築・用途変更・エレベーター設置工事が出来ません。
ですが、調査して是正適正化工事を行えば、検査済証と同等となる書類を取得し、目的工事を行うことは可能です。
しかし、ほとんどの工務店やリフォーム会社などには検査済証がないという時点で工事を断られてしまうケースが多いそうです。
T&D工務店では検査済証がない建物の工事にも積極的に取り組んでいます。
検査済証がない建物の是正適正化工事する方法の一つのガイドライン調査について解説させていただきます。
必要書類・費用予測等などもご紹介します。