現在ティーアンドディーでは検査済証がない建物の工事を施工中です。都内某所の築35年の木造2階建ての戸建ての住居になります。リフォーム工事自体は検査済証の有無に引っ掛からない内容でしたが、施主様のご要望が、「将来的に価値ある建物を残したい」との事でした。
というのも検査済証がない事により不動産価値・資産価値が下がってしまったり、銀行融資が降りなかったり、エレベーター設置や増改築・用途変更など出来ない工事が出てくる可能性があります。
その為、建て替えと検討した結果、ガイドライン調査を行い、是正工事を行った後にリフォーム工事を行う事になりました。
検査済証やガイドライン調査について詳しくはこちらをご覧ください
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ガイドライン調査が始まります!
国指定の検査機関によるガイドライン調査が行われました。今回は、意匠検査(目視で確認できる箇所の検査)躯体調査が行われました。
主に、
- 外観調査
- コンクリート圧縮強度調査
- 配筋調査
などが行われました。
コンクリートと配筋共に、調査の結果で適正に施工されていると判断していただきました。一部、当時の図面と違う箇所や既存不適格(当時の法律では適格だったもの)があり是正対象になりましたが、適切に是正工事を行い、確認検査で認可をもらえ、検査済証と同等の書類(ガイドライン調査報告書)をいただき、リフォーム工事を始めることが出来ました。
現場で管理・工事も行う弊社スタッフ
毎日、寒い中でも一生懸命に、職人さんと協力しながらリフォーム工事を進めてくれています。現場に行くたびにどんどん完成に近づいていて、完成がすごく楽しみです!完成しましたら、また改めて施工事例もアップさせていただきます!
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