検査済証がない建物の工事についてよくある質問について解説させていただきます。
Q.検査済証がない場合の代わりは?
検査済証は建物が完成したときに発行しないと再取得は出来ません。
代わりとなるものは、指定確認検査機関等が行うガイドライン調査
(検査済証のない建築物に係る指定確認検査機関を活用した建築基準法適合状況調査のためのガイドライン)を行なって、建物の現在の建築基準法に違反している箇所の是正適正化工事を行なって、
ガイドライン調査報告書を取得する方法があります。
この報告書は、検査済証と同等の効力のある書類です。
詳しくはこちら⇨ガイドライン調査とは?
Q.検査済証がない物件のデメリットは?
検査済証がないと用途変更・増改築・大規模修繕・エレベーター設置等が出来ません。
これらの工事するには建築確認申請が必要です。そして、その際に検査済証の提出を求められます。
申請時に検査済証が提出できないと、建物の適法性が証明できず、建築確認申請を受け付けてもらえません。(違反建築物の可能性があるからです。)
また、違反建築物の可能性ある建物は、銀行から融資やローンが降りづらず、売却する際も資産価値がつきづらいです。詳しくはこちら⇨検査済証のない建物と住宅ローンなどの融資


Q.検査済証が必要な建物は?
確認済証及び検査済証はアパートやマンション、商業ビルや店舗など、ほとんどの建築物の建築物に必要です。また、2025年4月の法改正がほぼ決まり、今まで確認申請がいらなかった2階戸建てのリノベーションにも確認申請が義務化されます。
Q.検査済証の有無を確認するには?
役所に行けば、検査済証が発効されているかの確認ができます。有料にはなりますが、建築指導課などの窓口で申請をし有無を確認することができます。
検査済証の発効履歴が確認できない(完了検査日が記録されていない、していない)場合は、やはり、検査済証が無い ということになります。
詳しくはこちら⇨検査済証は既存図面の確認
Q.検査済証がない建物を工事したい場合はどこに相談すれば良いか?
検査済証がない建物を工事をしたい場合は、基本的に工務店か設計事務所になります。
しかし、現在検査済証がない建物を工事ができる工務店やリフォーム会社が少ないです。
実績や知識がない為に大抵、断られてしまうと思います。
設計事務所の場合は相談は乗ってもらえると思いますが、実際に設計事務所が工事をする訳ではない為、工事について(費用や期間など)は返答いただくのは難しいと思います。
検査済証がない建物の工事ならT&D工務店へ
前述にも書きましたが、検査済証がない建物を工事ができる工務店は少ないです。
結果的には設計事務所の知っている工務店が工事をする形になると思います。
不慣れな場合、お見積りやプランニングが早期に出すことが出来ない場合もあります。
弊社、T&D工務店は検査済証がない建物の工事に積極的に取り組んでおり、施工実績もあります。
また、弊社の場合は自社で設計・簡易調査・施工ができる為、お見積りやプランニングの早期提出が可能です。

下記に検査済証が無い建物についてまとめさせていただいてます。
日々更新していきますので是非参考にしていただけたら幸いです
ほとんどの工務店やリフォーム会社などには検査済証がないという時点で工事を断られてしまうケースが多いそうです。
T&D工務店では検査済証がない建物の工事にも積極的に取り組んでいます。
弊社では、ガイドライン調査を活用した適正化工事の実績があります。
設計・調査・施工の一気通貫により
早期の見積もり提出・工期短縮・費用削減が可能です
まずはお気軽にご相談ください。
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検査済証がない建物のガイドライン調査について解説させていただきます。
必要書類・費用予測等などもご紹介します。