スケッチ画
将来的に外壁側面にivy(フジなどツタ)を這わせたい、暖かみのある雰囲気にて、白とナチュラルウッドを使用したいとのご要望をいただきました。スケッチ画やパース(建物の外観や室内のイメージを立体化させた絵)などを使いながら、イメージを形にしていきました。何度か打ち合わせを重ね、概ね現在のレイアウトにたどり着きました。
2,3階内部の既テナント区画の残材処分、内部解体、天井解体、配線処理階段、踊り場等共用部のヤリ替え工事、3階バルコニー、外壁正面(エントランス含む)、外壁側面等の外壁工事、2階3階の全テナントが、そのまま退去の為、残材の処分とレイアウトの解体(床を残したスケルトン化)を行いました。
階段
階段部分に関しては手摺の交換、階段面は剥ぎ、無垢床材の敷設にします。
踊り場
踊り場部分が2階室内から階段への転倒が危ぶまれるため、竹材と構造材を利用して転倒防止柵を造作しました。
外構
外構工事に関しては、側面は板張りとしました。
貼り方を1階部分、2階部分、3階部分と変え、1階は縦張り、2階は4方で囲むような貼り方をし中央に間接照明を仕込み、夜になるとビル名が内部から照らされるように設定(タイマー&日照管理)しました。3階は横張にしました。木材はレッドシダー、2階の各際には垂木をアクセントで入れ、中央の抜き文字部分の板は昔着物を乾かしたりするために使われて板を使用。既存のトタン部分で木材張りをしない部分は、白塗装としました。
エントランス
正面に関しては、オーニングを解体撤去、バルコニーの既設庇を解体撤去しエントランス部は床面タイルの張替え、全面の白塗装、オーニングの代わりに造作の庇にしました。
既設の玄関ドアは、濃いめの木塗装を施したレッドシダーと下部を銅板にて店舗風に改装。取っ手は、赤身の垂木を基にカンナで造作しました。
エントランス
夜にタイマーで庇上部と下部の間が光ります。
端材での工夫
玄関上部の採光部分は、大量の垂木を裁断した際に発生した端材が割と綺麗でもったいなかったため、サービスにて木の格子を作成させていただきました。電気の計量ボックス、エアコン外機のカバー等もサービスにて造作しました。
2階正面
2階は、出窓周辺部を木造作で装飾しました。タイル面は白塗装です。
3階バルコニー
3階は(バルコニー部分)正面鉄柵部は木の横張、側面は側面の横張をそのまま延長し、側面からはバルコニー内部が透けてしか見えないような造りにしました。またバルコニー内の庇を撤去した代わりに、木柱他木材で櫓を造作します。
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