音響が楽しめるオフィス 

設計事務所様案件 音響 内装工事

東京都中野某所でオフィス工事をさせていただきました。

音響を楽しみたいという、施主様のご要望により設計された内容の工事でした。

壁面内に吸音材を使用し、近隣への騒音対策を施工させていただきました。

設計:株式会社 方建築設計室 

施行:株式会社ティーアンドディー

吸音設備 音響を楽しむ

内観~入口から

中野某所でのオフィス工事。設計事務所様案件になります。
この写真からは、わかりませんが、実は向かって左側にオフィスがあります。
音響を楽しみたいという、施主様のご要望により設計された内容の工事でした。

内観~正面

先ほどの画像のアップですが、青く見えた部分はロールスクリーンです。
正面に見える台は、こちらに音響機器がおかれる予定です。
スピーカーの振動などの懸念があったため、設計者様とも試行錯誤考慮して
台足元の仕様には工夫を凝らしました。

内観~外部に向けて

施工内容全般としては、多岐にわたりましたが、中央床に見えるのはフロアコンセントになります。
壁面が同系色のシックな木目調パネルになりますが、これは、有孔版といいまして、吸音等の兼ね合いで
企画されたものです。内部にも吸音材が仕込まれております。天井照明はシンプルに配線ダクトレールにスポットライトです。

オフィス工事 音響設備

有孔版

こちらは特注の有孔版でして、工場へ発注して作ってもらったものです。壁面への設置の割り付けを細かく計画して必要枚数や寸法をよくよく検証した記憶があります。
この部屋の雰囲気を作り出しているパーツですね。
壁面内には吸音材を仕込んでいます。

造作台

大工造作で作成した台座です。防振の件で、床設置面は試行錯誤しましたが、比較的堅めの集成材に、保護塗装をしたシンプルな作りです。
家具造作ではない大工造作の場合は、現場施工が主になるので、材そのものの精度(集成材なので基本的には既成物で成形済みですが)
が工場での製作よりもラフになるところが特徴です。どんなに正確に作ろうとしても、完璧には接合部があってこないのですが、(反りも多少あります)
存在感のある雰囲気が残りますね。メラミンやポリ版など使用した家具は、やはり家具屋さん、木でのWAXやステイン、クリア仕上げ等でナチュラル感
残す場合は、大工造作で結構いけるんです。

内観~入口を見て

壁面の木目調パネル部分と、クロス部分の貼分けは、斜め梁までとしました。右に見えるのは、モーター付きのバーチカルブラインドです。今回のこのアイテムが、オフィスの空間をわける役割を担っているわけです。

バーチカル稼働間仕切り クローズ

こちらが今回注目のアイテムである、電動のバーチカルウッドブラインド間仕切りです。リモコン操作で、開いて閉じて、収納もできてしまいます。特徴としてはぴったり閉じますので、壁に見えます。施工上は、モーターの設置位置を設けるスペースを確保したり、正確性も求められる作業になりますので、慎重に頭も使いながら施行していく部分になりますね。

バーチカル稼働間仕切り オープン

先ほどのバーチカル稼働間仕切りをオープンにした画像です。向こう側にリアルを感じるオフィスが見えてきましたね。この空間の違いのサプライズ感は驚きです。

バーチカル稼働間仕切り 収納

なんと、間仕切りがオープンするだけでなく、電動で自動収納もできるんです。オフィスをつなげて使いたい時などに便利ですね!!

執務室側から

執務室側から見た風景です。極端にテイストが違う空間を、このようなアイテム群を使って演出する。さすが設計事務所案件ですね。

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