パン屋を出店する時に気をつけること-内装工事について-

現在、ベーカリーブームという事もあり、パン屋さんが増えている中で自分でお店を出店してみたいと思っている方も多いのではないでしょうか？

「オシャレな店内にしたい。」「人気のお店のようなデザインにしたい。」など
内装において色々とご希望があると思います。

では、パン屋さんを出店する際に、どんなことを気をつければいいのか？
内装工事の目線から、弊社が実際に工事をさせていただいたパン屋さんのオーナーさんに
お店を営業している中で気づいた点などを聞かせていただきました。
今回、お話を伺ったのは東京都豊島区千川のパン屋さんです。
こちらのお店は弊社が工事させていただいたお店で、
Google口コミの評価で豊島区人気ベーカリー1位に選ばれた人気店です。

海外風のオシャレなパン屋さん＆カフェManhattan Bakery & Wine Bar　　

飲食店ではなくベーカリーとしてデザインする

-営業をしている中で何か気づかれた点はありますか？-

「飲食店の経験はあったのですが、パン屋というのは新業態でした。一般的な飲食店とは少し違うということが分かりました。ベーカリーは業者さんの材料の搬入が多いんです。その際に、搬入口をしっかり確保しておかないと搬入が大変です。業者さんが大変なだけではなく、スペースがないと自分たちの作業も止まってしまうんです。厨房への入り口等も何ヶ所かあった方が効率はいいと思います。やっぱり人気のパン屋さんに行くとそういう所がしっかりと考えられています。」

こちらの店舗では、パンだけではなくワインにあうおつまみも提供されてるので、
冷蔵のショーケースあったりなど商品の品数がとても多いです。

パン屋を出店する時に気をつけるポイント

材料等の業者の搬入口を確保する
厨房等への出入り口を何ヶ所か作る
従業員の通路もすれ違いが出来るくらい確保する

まとめ

飲食店を出す際には、設計事務所や工務店にデザインの相談をするかと思います。
その際に大切なのは、単に飲食店をデザインをするのではなくベーカリーとしてデザインを考える事です。
飲食店の施工経験があっても出したい業態の経験のある会社でないと、ある程度はデザインが出来ても利便性など機能性などの細部のデザインは難しいと思います。
パン屋出店をお考えであれば、人気のお店をそういった目線でもリサーチする事と
経験がある設計事務所や工務店に依頼するといいと思います。