【 漆喰とは 】
本漆喰とは小石灰
(水酸化カルシウム)スサ等を主原料にした塗り壁材です。
化学材料がほとんど入っていない、自然素材です。
シックハウス症候群の心配される材料も入ってないので、体に優しい素材です。
職人さんの手作業で海藻糊を調合されたもので高価な材料でした。
【 漆喰の歴史 】
平安時代の初期に、
セメントが無い時代に壁材として漆喰が使われるようになりました。
日本ではお城や寺社(じしゃ)など使われることが主でした 。
戦等で燃えづらくするためだったそうです 。
当時は大変貴重で高価な材料で、
職人さんの手作業で海藻糊(かいそうのり)などを調合されたものを
本漆喰と呼ばれていました。
江戸時代に入ると海藻などを使った
石灰や安価な糊が使われるようになり、
漆喰は経済力のある商人の土蔵(どぞう)などに使われるようになりました。
明治維新後は、洋風建築が盛んになり 一般住宅の内装にも使われるようになりました。
魔除けなどの意味合いも入っていた そうです。
海外では、古代エジプトのピラミッドや
中国の万里の長城・・ローマ時代の建物に使用されていて
5000年の歴史があるそうです 。
【 漆喰のメリット 】
耐火性に優れているのでお城や寺などの外壁にとりいれられていたそうです
防水、調湿、抗菌、防虫などの効果が高い。
(洗濯物を部屋干しした時もジメジメしづらいそうです!)
そのため、呼吸する壁とも呼ばれており、冬の乾燥・夏の湿気を防ぐ効果があります。
経年劣化しずらい!
多少の傷やひび割れはしますがメンテナンスをしっかりすれば100年持つそうです。
【 漆喰のデメリット 】
職人さんの施工に手間と時間がかかりやすい!
壁紙(クロス)よりも費用がかかる。
耐久性に優れる漆喰壁ですが、一方でひび割れが発生することがあります。
色々とご紹介してきましたが、
その内容についてもわかりやすくyoutubeをアップしていますので、
よかったら覗いて見てください!
漆喰が沢山使われているお城の紹介もございます。
弊社で取り扱った漆喰の施工事例も映っておりますので!