適法化するための「適正化工事」と費用 - T&D工務店

適法化するための「適正化工事」と費用

前回の記事では、検査済証がない建物にエレベーターを設置したり増築したりするための最初の難関である「ガイドライン調査(法適合状況調査)」について解説しました。
調査が終わればすぐに目的の工事ができる、と思われる方も多いのですが、実はそうでもありません。
調査によって建物の「不適格な部分(NG箇所)」や「構造的に弱い部分」が判明した場合、次に行うのがそれらを現行の基準に合わせて直すための「適正化工事(是正・補強)」です。
そして、検査済証がない建物の活用において、多くのお客様が計画を断念してしまう最大の壁が、この「適正化工事にかかる費用」です。
今回は、適正化工事の具体的な内容と、他社に依頼すると数百万円の調査費用が「無駄(捨て金)」になってしまう大きなリスク、そしてそれを防ぐための弊社独自の事前調査(仮診断)について詳しく解説します。

適正化工事(是正・補強)の具体例

適正化工事の計画を立てる際、検査機関は「どこが不適格か」は指摘してくれますが、「どう直すか」までは教えてくれません。そのため、設計者側で改善案(是正計画)を立て、検査機関へ提出し承認を得る必要があります。この「是正計画を立てて交渉する」というプロセスには、建築基準法への深い理解と、現場での施工ノウハウの両方が求められるため、多くの設計事務所や工務店では対応してくれないことが多いです。
具体的に適正化工事を行うには大きく分けて「意匠の是正」と「躯体(構造)の補強」の2種類があります。


・意匠の是正例:建築当初の年代に合わせて、防火戸への変更、網入りガラスへの交換、規定の階段幅の確保などを行います。敷地に対して建物が大きすぎる場合などは、建物を一部削る「減築」という大掛かりな工事が必要となるケースもあります。
※上記は一例ですが、多数の項目、工法があります。
・躯体(構造)の補強例:鉄骨造の場合はブレース(補強材)の追加、RC造の場合はスリット(切れ込み)の新設や袖壁の増設など、複合的な方法で建物の強度を高めます。
※上記は一例ですが、多数の項目、工法があります。

このプロセスでお客様が最も不安に感じられるのが「費用」です。適正化工事の費用は、調査を行い、NG箇所が判明して計画を立てて初めて金額がわかります。「総額がわからない状態で、高額な調査費用は払えない」と足踏みしてしまうオーナー様も少なくありません。

事前調査(オプション)で高額な調査費用の無駄を防ぐ

T&Dでは、本格的な調査へ進む前に大まかな総費用の目安を知りたいという方へ向けて、独自の「事前調査(オプション)」を有料でご用意しております。通常、他社に依頼して本格的なガイドライン調査からスタートした場合、規模や構造にもよりますが最初の調査段階だけで約250〜550万円ほど(200〜300㎡延床の場合)の費用が初めからかかってしまいます。もし、調査後に適正化工事の費用が判明し、「予算を大幅にオーバーしているからやっぱり工事は断念する」となった場合、高額な本調査費(約250〜550万円)が無駄になってしまうという大きなリスクがあります。
そこで弊社では、本調査の前に規模にもよりますが約50〜80万円前後の費用で事前調査を実施し、過去の豊富な施工データや簡易的な現地調査をもとに指摘事項を予測します。これにより、今後の適正化工事から目的の工事までに必要となる大まかな総費用の概算(最低〜最大でこれくらい)を事前に算出いたします。
もし算出した概算費用を見て「思っていたより高額なので進めない」と判断された場合でも、他社で250〜550万円を失うリスクを回避し、弊社の事前調査費(50〜80万円前後図面がある場合)のみの出費に抑えることができます。本格的な調査に進むかどうかの、安全な判断材料としてご活用いただけます。(※そのまま弊社の本調査へ進む場合は、いただいた事前調査費用を相殺する対応も行っております)

設計から施工までを一気通貫で行うことで、早い段階で見積もりを提示できますし、無駄なコストも削減できます。他社で断られてしまった案件でも、まずはお気軽にご相談ください。※ご相談、本調査までの見積もりは無料で承ります。

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