ホームエレベーターのリフォーム工事の流れ - 検査済証がないエレベーター設置工事ならT&D工務店

ホームエレベーターのリフォーム工事の流れ

住居・オフィス・商業ビルなどに後からホームエレベーターをつける際にどれくらいの工事期間がかかるのか?
どのような工事の流れがあるのかなど疑問があると思います。今回は弊社の施工事例をもとに、ご紹介していきたいと思います。

ホームエレベーターとは

名前の通り、主に住居に設置されるエレベーターです。
一般的のご自宅に設置されるのはこちらが多いと思います。最近ではオフィスや事務所でも、1階〜2階等の移動で使用される事が増えてきました。
ホームエレベーターは比較的安価に設置はできますが、あくまで一般家庭用であることと、
階数や昇降スピード、積載においても制限があります。

※三菱日立ホームエレベーターHP参照⇨https://www.mh-he.co.jp/
※パナソニックホームエレベーターHP参照⇨https://sumai.panasonic.jp/elevator/home-elevator/

建物戸建て住居・マンション・老人ホーム・保育園・介護施設・神社・学校
定員数2〜3人
停止回数2階〜3階*一部5階まで到達するものもあります。
必要面積最低、半畳〜1畳

エレベーター設置の工事期間

エレベーター設置工事のおおよその工事期間はホームエレベーターで移動階が少なければ、
解体・補強工事・ピット作成・エレベーター設置・内装工事等を含めて、1〜2ヶ月の工事で設置できます。
内装工事のレイアウト変更や建物の条件によってはもう少し期間が必要な場合があります。

エレベーター工事の流れ

お問い合わせから現調や図面作成等の着工前の期間を除いた工程になります。

解体

エレベーター設置するのに基本的に解体は必要になります。天井・床の解体を行い空洞の空間を作らなければなりません。また、地下にエレベーターを動かす装置を設置するピットを作らなければなりません。
主にコンクリートを壊していく作業になります。

エレベーター後付けリフォーム

鉄骨工事・補強工事・フックの設置

解体が終わったら鉄骨工事を行います。エレベーターの引き上げるためのロープを支えるビームを設置します。またエレベーターの重量を耐えられるように構造設計を行い必要な箇所に、溶接の鉄骨の補強をしていきます。事前に補強箇所などは構造設計士と協議が必要です

換気工事

1階から2階を解体することによって、天井に隠れていた換気ダクトが出てきます。こちらを新たなルートに設置したり等の換気環境を整えていく必要があります。

電気工事

換気工事同様、天井に隠れていた電気の線を配線していく作業があります。
またエレベーターを使用するための電気を配線したり、エレベーター工事に伴って、部屋のレイアウトが変わる場合は電気工事を行います。

エレベーターピット築成工事

エレベーターを設置するには、エレベーターを動かす機材を設置する地下にピットを作らなければなりません。
ピットとは、エレベーターのかご(乗る場所)下から底面までの空間で、
ピットの深さは設置するエレベーターによって異なりますが、最低でも1.2mは必要と言われています。
このピットは鉄筋を組み、コンクリートを打設して作成していきます。

エレベーター後付けリフォーム

軽量下地工事

ピット完成したら、エレベーターを設置する場所を軽量材で囲む工事を行います。
昇降路はピット部分から屋根裏まで隙間なく、外から光が入ってこないように閉じていかなければなりません。石膏ボードで、(基本的には21mmを2枚貼り)耐火張りしていきます。
電気の配線もこの工程までに終わらせておく必要があります。

ここまでを準備工事として、約2週間くらいかかります。(コンクリートの養生期間によって前後します)、いよいよエレベーター設置工事に着工していきます。

エレベーター設置

設置工事は、エレベーターが止まる階数にもよりますが、ホームエレベーターは早くて2日間程度で設置ができます。停止階によっては3日〜5日かかる場合もあります。
部品を搬入し、設置、動作確認を行います。

エレベーター後付けリフォーム

設置完了〜完了検査

オフィス後付けエレベーター設置
エレベーター後付けリフォーム

エレベーターが設置完了しましたら、検査員による完了検査を受けます。
この検査に合格するまで使用することができません。
無事に合格すると使用許可が降ります。
写真のエレベーターは、パナソニック製で3人乗りで200キロまで乗ることができます。

まとめ

高齢化や今後のライフスタイルに合わせて、
リフォームをして後付けでエレベーターを設置する需要は増えてきています。
ホームエレベーターなら以前より、比較的ハードルが低くなってきています。
しかし、エレベーター本体価格と設置費だけではなく、それに付随する工事の予算も見ていただく必要があります。
また、エレベーター会社に問い合わせをしても、リフォーム会社に問い合わせてくださいという返答が来ると思います。あくまでメーカーは設置できる状態からの工事になります。
なので、一度リフォーム会社・工務店に問い合わせることがお勧めです。

また、エレベーターを設置したいと思った際に、建物自体に検査済証がなくて工事ができないと断られてしますケースがあります。基本的には検査済証がないとエレベーターは設置できないのですが、弊社はガイドライン調査を使った適正化工事を行い、エレベーター設置工事にも積極的に取り組んでいます。(施工事例はこちら⇨https://and-td.com/guidelines-elevator/guidelines/

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